105回薬剤師国家試験を受けて-当日解いた問題編-
この記事は前回の続きとなっていまのすで、前回の記事を読んでいない方はそちらを先にお読みください↓(読まなくてもわかる中身になってはいますがw)
というわけで、当日解いた問題編ですが
私は薬◯ミやファー◯プロダクトの職員でもないし、これまで勉強してくるにあたって
- 過去問研究
- 時間配分の練習
- 計算問題をなるべく早く解く手法を身につける
この辺のことを一切やってないのであまり伝えられることは正直ありません\(^o^)/
国家試験の過去問とか3年分しかといてないですし。
傾向とかは正直各予備校の先生が直前講習とかとれば伝えてくれるので、それを信用すればいいのかなと思います。
さて、本題ですが
これまで出題傾向を気にしないで挑んだ105回国試を解いたうえで、特に感じたことなんですが
- 卒業研究や基礎的な実習の中身の理解も必要なんだな
- 実践の実務の内容全然知らないの結構でてくるな。国試対策本や講習会で触れたこと無いのじゃんじゃかでてきますねぇ!
この2点ですかね。
- 卒業研究や基礎的な実習の中身の理解も必要なんだな
これに関しては、今回の必須Q1の
これとか顕著ですよね。
「分析化学の実習でメスフラスコやホールピペットってどういう目的でそれを使ってるのか理解してますか?」
という出題者のドヤ顔が容易に想像できます(私はそう感じた)。
この他、理論Q116の
これも、「生物系の実習でやった電気泳動やWB(ウェスタンブロット)の仕組み、本当にわかってますか?」
と言われてるみたいな気がします。
ちなみに私は卒業研究で散々WBやったにも関わらず、理論の生物はこの問題だけ間違えました(´へωへ`*)
(あんなに仕組み教えてもらったのに、ごめんなさい〇〇先生)
この中身から言えることは
日々の講義や実習は作業として行うのはおすすめしないよ
ってことですかね。
「作業としてこなしてると中身がわからず、何も得られないまま終わることになってしまうので国家試験というミクロな視点でも損することになるのではないだろうか」
というのが私の見解です。なので、まだ時間が残っている低学年の方々は実習も国家試験に出るんなら原理くらいは知っとくかという意識で望んだほうが結果的には無駄にならないかと思います。
現在文献研究をしているすでに実験にふれる機会のない人たちの場合でも恐れることは無いと思います。なぜあらば今回の必須Q1のような内容は太字にはなってないにせよ、国試対策本に記載がないわけではなく機器の使い方や特徴はしっかりと載っているのです。
何が言いたいかといますと、大学の講義や国試対策本等で出てきた実験に関する問題については「実習のときはどんなことしたかな。どんな機材つかったかな、その原理ってなんだったっけ、青本に書いてないかな、索引見てみよう」
というように、常に基本に振り返る意識をもっていればいいんじゃないかなと考えます。
- 実践の実務の内容全然知らないの結構でてくるな。国試対策本や講習会で触れたこと無いのじゃんじゃかでてきますねぇ!
これに関しては該当する問題がたくさんあるので、全部は載せませんが
薬◯ミやファー◯の講習、大学の講義で習ったものだけでは対応しきれず、初見の内容が沢山出題されていました。
国家試験は満点取るゲームではないのでそのとき知らないものは殆どの学生が解けないという考えに則るのであれば気にする必要はないのですが、ここまでたくさん知らないものが出るとは思わなんだといった印象でしたね。(3A5関わる薬とか見たことねーよふざけんな、って当日脳内で悪態ついてました)
簡単にですが、これが当日解いた問題に対する感想ですね
次回の記事で一旦このテーマついてはおしまいにしたいと思います。